ABOUT US
始まりはカメラケースから
私たち小泉製作所の歴史は、カメラケースの製造から始まりました。1951年の創業当時は、カメラは現在とは比べ物にならないほど高級で貴重なものでした。そんなカメラをしっかりと保護するためにも、機能性と自然な見た目を併せ持つ優れたケースが必要とされました。小泉製作所では、カメラメーカーや愛好家の期待に応え、細部まで細かい縫製を施し、丈夫なカメラケースを製造し、カメラの進化とともに成長して行きました。
特に、『革』を使ったケース製造には、手作業による微妙なニュアンスの調整が欠かせません。なぜなら自然の素材である革は、個体差、部位差があり、ひとつととして同じ感触、色、風合いなどのものが無いからです。たとえ同じ一枚の革であっても、裁断する部位によって、伸縮度や染料の染まり方まで変わってしまうのです。更に、小さなサイズのケース製造に至っては細かな作業も多くなり、まさに職人の腕の見せ所となります。カメラケースを作り続けてきたことにより、高い革の縫製技術や高品質なものづくりを実現できました。
素材と環境を大切にしています
ごみを減らす活動として素材を最大限に利用して製品を製造しております。
本革は個性としてシワや血管、生きていた時のキズ、ホクロや毛穴があります。また革を染色する際に空気中の塵が表面に付着してできる黒点などが発生し、人工的な素材の様に均一な美しさは作り出すことができません。
小さな傷や黒点などを取り除くことで廃棄ロスが増え、価格を抑えることも難しくなります。環境に優しく、皆様へお求めやすい価格で商品を提供できる様、小泉製作所では、商品の美しさを損なわない程度に『個性』として欠点のある部位も使用し製品を製造しております。
獣皮を活用した商品作り
SDGsの観点から害獣として駆除された鹿や熊の革をジビエレザーとして活用した製品の開発・販売を行っています。自然が育んだマテリアルを使用した「自然に還る」製品づくりを目指し、動物たちの住む地域や自然への還元も目標としています。
子どもから大人まで。
毎日が楽しくなる革小物をあなたに。
カメラケースのメーカーとして産声を上げた私たちは、革という素材を最大限に活かす技術を高めてきました。そして、その技術を更に多くの方々の生活に役立てて頂けるよう、革小物製造事業をスタートさせ。「COBU」「PLOW」「Lino」などの自社ブランドを立ち上げるまでに至りました。
今後も、自社製品づくりに尽力すると共に、小ロットへの対応やカラー展開の充実化など、お客様のご要望にきめ細かく応えていきたいと考えております。
OUR SURVICE
- カメラケースの製造
- アルミトランクケース
- 血圧計腕帯や各種測定機器ケースなどの医療製品
- 文具用品中心の革小物